第26回(2023年)まちづくり・都市デザイン競技にて、4年の山本百花、池田実咲、鶴田帆夏、林拓未、保坂怜佳、三村彩、李駿聡が土浦市長特別賞を受賞しました!
「まちづくり・デザイン競技」(主催:公益財団 都市づくりパブリックデザインセンター)では、全国の都市が対象敷地となります。今回の舞台となったのは・・・・・・・
「茨城県土浦市」の土浦駅前通り周辺地区
この地域において、4年生のチームでは、「地元への愛着が滲み、地元市民・観光客の賑わいが土浦を彩る」という意味を持つ滲彩(シェンツァイ)土浦と題し、優れた風采を持たせることをコンセプトに、16個のプロジェクトを「雫」と置き換え、雫(プロジェクト)が滲み、まちなかに広がり発展していくことで描かれる土浦の将来像を提案しました。
※より詳しいコンセプトや提案内容は「工学院大学のホームページ」にて本研究室メンバーへのインタビュー記事と共に公開されていますのでそちらをご覧下さい!
▲提案内容 (詳しくは記事最下部のPDFリンクからご覧下さい)
また、6月18日には土浦市庁舎にて、「土浦市長特別賞」の表彰式が行なわれました。表彰式では、土浦市長へのプレゼンに加え、日頃取り組んでいる研究室のプロジェクトについても説明、紹介することができました。安藤市長からは「しずくが滲んでいくコンセプトの独創性・まちで暮らす人へのやさしさやおもてなしの心やまちへのぬくもり」を感じることのできる提案だったとコメントして頂きました。
▲表彰式当日の様子
ここからは(中の人目線で)コンペティションの活動の振り返りを少し・・・
私たちの研究室では「プロジェクト」といわれる活動を通し、実践的な取り組みを行なっています。(詳しくは遠藤新研究室ホームページ内「プロジェクト」をご覧下さい)これらの活動では、実際に民間企業や行政と共にまちの在り方を考え提案しています。
これらの活動の会議や模型制作を行ないながら、コンペ組で集まり会議をし・・・気づけば夜になっている。そんな光景を沢山見てきました・・・
特に、コンペ組リーダーは、顔が死んでる日も多々あり、大丈夫かな、と思っていました。ですが、そんな心配が嘘かのように、会議が始まるとあれ、さっきまでの様子はどこに行った?と思うほどに「もうちょっと作り込もう」「まだなんか違和感ある」といってとことんこだわり抜いていました。
山本は大学のホームページでのインタビューにおいて、
「遠藤新研究室は「人」を重要視していると思う。また、先生の一人一人にしっかりと向き合ってくれる先生の性格に惹かれました!」
と答えていました。
そんなこだわり抜く姿勢と、「人」を重視した提案がしっかり完成したのもしっかり向き合ってくれる先生のサポートがあったからこそなのかな・・・と感じています。
▲狭い研究室で血が「滲む」ような会議を・・・
この記事を書いている頃には各プロジェクト前期の活動の正念場を迎えていると思います。
カナドコロはファニチャーの修繕と例年の一大イベントである夏のマーケットに向けた情報発信や関係者との日程調整・・・
草加プロジェクトは駅前広場のシェルターデザイン発表に向けた模型制作としんでん通信(研究室独自の情報発信誌)のインタビューなど・・・
草薙プロジェクトは、高架下を活用したイベント案の提案とそれに向けた模型の作製、草薙カルテッドとの情報交換や意見の擦り合せ・・・
コンペティションが終わったので、残りの期間は全員プロジェクト活動に10000%の力で臨んでくれると思います!
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